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EP Karma


皆さんこんにちは。

来週11月22日に、2年半ぶりの新作EP「Karma」がデジタルリリースされます。

前作「Syrup」のリリース後に書いた「Gunshot」、そしてその後にできた「Ether」、この2曲を柱にしてどんなミニアルバムにしていくかを考えながらじっくり作ってきました。


今回収録されている6曲では、様々な「夜」のシーンが描かれています。

ギラギラなクラブでラリってたり、真夜中のアパートの一室だったり、雑踏の街だったり、夜が始まる日没の瞬間だったり。

「夜」は人間の本性がよく現れる時間帯だと思います。

虚栄心も、寂しさも、毒も、欲望も。


ボーナストラックの7曲目「Life Sucks」でようやく朝を迎えるというストーリーになっていて、1曲目から順番に(シャッフルせず)ぜひ通して本を読むように聴いてくれたら嬉しいです。

全国リリースの1stミニアルバム「First Kiss」から10年。

長らく応援してくださっている方も、最近知ってくださった方も、いつもありがとうございます。

あなたのお気に入りの1曲が見つかりますように🙏



■ リリース情報

タイトル「Karma (読み:カルマ)」

収録曲:

1. Karma

2. Gunshot

3. Your Majesty

4. Night High

5. Ether

6. Vision

7. Life Sucks (Bonus Track) ※CDのみ

■ デジタル版のダウンロードはコチラ

■ 4分試聴はコチラ(ボーナストラック有)


Karma Self Liner Notes


1. Karma

カルマ=業、

自「業」自得とは、良いも悪いも自らの行為は自分に返ってくるという仏教などで広く受け入れられている考え方です。

今回はクズ野郎を主人公に据え、自分の愚かしさや良心の呵責を感じつつも欲望に勝てずズブズブ地獄に堕ちていく、というような物語を書きました。

仏教用語が出てきたり、韻を踏んだり、初めての放送禁止用語があったりと、音も言葉もたくさん遊んだので、楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。


 

2. Gunshot

「Mr. & Mrs. Smith」の映画ような銃を使ったゴリゴリの痴話喧嘩みたいな、そんなイメージで楽しく書きました。失恋ソングでも、ケンカ腰の失恋ソングは書いたことないな、ということで「俺のこと嫌いなんだったらそれでいいから、お互い最後に言いたいこと言って終わりにしようぜ」というのがストーリーライン。

英語だけど「Bish(クソ)」「Hate(憎む)」「Bring it on(かかってこい)」「Kill(殺す)」「Pull trigger(引き金を引く)」「Gunshot(銃撃)」とか、今まで使ったことないケンカワードをふんだんに使ってみました。ワードの治安が悪い。。


 

3. Your Majesty

夜空に満点の星が輝いているのを見ていたとしても、その星たちがみんな今生きているかどうかは分からないですよね。

1億光年離れた星の光は、地球に届くまでに1億年かかっているわけですから、例え今その光が見えていたとしても、ずっと昔にその星は無くなってしまっているかも知れないわけです。

人間も同じように、自分の発した光や、自分が生きた人生の一部が、どこでどんな風に影響を及ぼすか、誰の役に立つのかは分からないんだ、ということ受け入れると案外気楽になれたりします。

自分の命にどれほどの意味があるのか分からなくなってしまうこともあるけど、もしかしたら1000年後の誰かが、夜空の星を見るように、自分が残した何かに触れることがあるかも知れない。

それが例え何ももたらさなくても、生命の輝きは、それくらいさりげないものでいいんじゃないかと思えるのです。


 

4. Night High

今作の中で唯一の完全新曲として書き下ろしました。夜にテンションが上がって、翌朝後悔するような経験はどんな方にもあるかと思います。そんな独特な深夜ハイをテーマに歌詞を書きました。

人生には数え切れない出会いがあるけど、そのほとんどが流れ星みたいに消えていく短い繋がりで、だからこそ自分が自分でいることを許してくれる人との縁は大切にしたいものです。

有象無象のクラブから抜け出して、終電もなくなった夜の街を歩いて「君」に会いにいくというお話。

その「君」とは一体誰なのか。この曲の最後に分かるようになっていますので、じっくりとエンディングを味わってほしいと思います。


 

5. Ether

「エーテル」とは古代ギリシアより「天界を満たしている物質」や「つねに輝き続けるもの」として使われてきた言葉です。テーマは、愛する人の内側にある輝き。

『どうして人って自分のこと嫌いなんだろうね』という歌詞を入れたんですが、本当に多くの人が自分自身のことを過小評価していたり、好きになれずにいるなぁと常日頃感じます。

傍から見ると、能力があったり、心配りができたり、笑顔が素敵だったり、楽しそうにしている姿が愛おしかったり、色んな素晴らしい魅力があるのに、自分では「そんなことない」って思ってる。

自分を許したり、認めたりして、ちょっとずつ自信を取り戻していく。そのキッカケって、人との出会いであることも多いですよね。

一人ひとりが誰かの「エーテル」に気づいて、それを愛おしく想う気持ちで、色んな人に影響を与えていくことができるんだと、そんな気持ちを込めて作りました。


 

6. Vision

アンディ・ウィアーの短編話「The Egg」からインスパイアされた楽曲で、人間として生まれる少し前の時間に焦点を当てた物語です。

生まれる前からずっと強い絆で繋がっている存在がいて、どんな人もそういう存在と一緒に生きている。よく人は「一人で生きているんじゃない」と言いますが、僕にとっては文字通りの意味で、その通りだと思えるのです。

悲しい時には慰めが、迷っている時には答えが、怒っている時には新しい視点が、どこからともなくもたらされると感じることは、どんな人にもあるのではないでしょうか。

今回はそんな存在の「わたし」の視点から、人間として生きる「あなた」に向かって書かれた物語です。CDのブックレットには日本語訳詞もつけているので、曲を聴きながらぜひじっくり読んでいただけたら嬉しいです。


 

7. Life Sucks (Bonus Track)

10周年にちなんで、過去作品を含めた10曲の要素が織り込まれたスペシャルな一曲。

この曲の冒頭「東の空が白んでいく」という一節で、このミニアルバムで続いてきた夜の物語が終わり、ようやく夜明けを迎える、そんなイメージです。

歌詞を書く際に昔の楽曲を聴いていると、一貫して生きづらさや寂しさが自分の制作の原動力になっていたんだなぁ、としみじみ感じました。

でもそんな自分を変えて前向きに生きていきたいという願いも、いつもそこに込められていたように思います。

相変わらず生きるって「ダルいし、もうやだ、めんどくせー(Life Sucks!)」ってなることはあるけど、

僕は「苦しくても立ち止まらない」ということをできるだけ心がけるようにしています。

死ぬまではどうやったって、どこかしら痛いんだと思います。でも、痛くてもひとしきり泣いたらやっぱり戦いに戻りたい。諦めたら自分が後悔しちゃうと思うから。



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