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JAXA

こんにちは!先日のワンマンライブにお越し下さった皆さん、ありがとうございました。昨年末から始まったPortraitの制作&リリースと、活動復帰ワンマンライブまでの一連のプロモーションが一段落つき、今は比較的ゆったりと平穏に過ごしています。

年明けからは何だか宣伝の更新ばかりだったので、久々にブログでも書きたいなと思ってたところでした。今回は、ひと月ほど前に行ったJAXA(ジャクサ)の話を(^_^)

実は今月、2019年7月は、人類が初めて月に降り立ってからちょうど50周年なのです。ケネディ大統領の元に遂行された世紀の大事業、アポロ計画は皆さんご存知かと思いますが、その11号が地球を出発したのが1969年7月16日。アポロ11号が月に到着し、船長のニール・アームストロングが月面に足を踏み入れたのが、7月20日です。

なので、そんな宇宙の記事を7月になったら更新しよう!と思って、先日茨城にあるJAXA(ジャクサ)筑波宇宙センターに行ってきました。

JAXAのことは皆さんご存知でしょうか?簡単に言えば、NASAの日本版です(笑)。NASAはアメリカ航空宇宙局の頭文字で、JAXAは日本宇宙航空研究開発機構のことです。

本当は今年、人類月面着陸のアニバーサリーイヤーだし、アメリカのフロリダにあるNASAの宇宙センターに行きたいなぁと思っていたのですが、ちょっと無理そうなので(笑)、まずは近くの筑波宇宙センターへ。

活動休止期間中の前半は「世界」後半は「日本」を知るというテーマがありましたが、今年は自分の中に「自然」とか「宇宙」とか、そういうテーマがふつふつと湧いてきたのがキッカケです。


「宇宙兄弟」の漫画や映画をご覧になったことのある方なら、JAXAについてよくご存知かと思います。野口さんや若田さん、現役は退きましたが毛利さんなどもJAXAの宇宙飛行士です。

現在は地上400kmの宇宙空間に、様々な国が出資して共同で運営している「国際宇宙ステーション(ISS)」があり、その中で世界各国の宇宙飛行士たち6名が多種多様な実験や研究を行っています。宇宙飛行士は約半年で交代となり、次回日本人が滞在するのは今年末打ち上げ予定の、野口聡一飛行士です。

筑波宇宙センターでは展示館が無料で開放されており、国際宇宙ステーション内にある日本実験棟「きぼう」の実物大モデルの中に、実際に入ってみることもできるんです。

ちょうど社会科見学でたくさんの小学生らがいましたが、みんな大はしゃぎでした(笑)。

JAXAの施設内は展示館と受付を除いて、ほぼ全域が一般人立入禁止区域となっています。しかし平日のランチタイムだけは、申請すれば職員食堂を利用することができるんです!めちゃくちゃ混雑するということだったので、実際の職員の方々の迷惑にならないようにラストオーダーの13:30くらいに行ったら、ほぼほぼ売り切れてました、、涙。でもゆったりできて快適なランチだったな。


そして!事前予約が必要となりますが、ガイド付きの見学ツアーにも参加することができます。たったのワンコイン(500円)で、国際宇宙ステーション内の「きぼう」の運用管制室や、宇宙飛行士養成施設なんかも見学できちゃうんです!

「宇宙兄弟」にも出てくる「閉鎖環境適応訓練設備」。ここでは宇宙飛行士の最終選考で、実際に候補者たちが密室の中で共同生活をし、様々な指令に応えながら適性を審査されます。学力や能力が問われるのは当然ですが、意外にも最も重要視されるのは「協調性」だそうです。確かに、宇宙の密室の中で他者と上手くやれない奴がいると、生死にかかわりますよね。。

その他にも宇宙飛行士についてだけでなく、開発や研究の分野でも色々なことを知ることができて、本当に本当に楽しかったです。宇宙がずっと身近になった気がするし、宇宙飛行士の方々や研究・運営のスタッフの皆さんのクリエイティブな仕事現場を見られて、大いに刺激を受けました。

ぜひ皆さんも機会があれば訪れてみて下さいね。

月面着陸から50年、さらにあと50年後には、宇宙旅行が当たり前になっているかもしれないですね。楽しみ。

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