Kagoshima

「ぼくらのふるさと -明治維新150年編-」

今回は旅のメインのひとつ、鹿児島(薩摩)編をお送りします!

城山は、西郷隆盛・終焉の地として知られています。

そして日本最後の内戦である「西南戦争」が終わった地でもあります。

ちなみにこの西南戦争は、映画「ラストサムライ」のモデルにもなっていることで世界にも知られることになりました。

日本最後の武士の戦いにふさわしい、義に生き、義に死んだ、悲しくも美しい生き様だったと思います。想いを馳せると胸が苦しくなりますが、一人の男としてすごい人だなぁと本当に尊敬します。

その城山の麓には、西郷隆盛の師とも言うべき島津斉彬(なりあきら)を祀った「照国(てるくに)神社」があります。そこから少し歩いた所に、西郷隆盛の像も。

きっと西郷隆盛の心の中にはいつも斉彬がいて、迷った時は殿ならどうするか、なんて考えていたんじゃないのかなぁ。


お次は、3年前に明治日本の産業革命遺産として、世界遺産にも登録された、日本が誇る名勝「仙巌園(せんがんえん)」へ。

薩摩藩・島津家の別邸跡として、現在もその美しい庭園を見ることができます。

その敷地内にある「尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)」は、江戸時代末期、島津斉彬が創ったアジア初の近代洋式工場。

ここにある反射炉で独自に製鉄し、大砲や軍艦を造っていました。

日本近代化の起源を象徴する、貴重な遺産のひとつです。

島で作らせた砂糖ビジネスで莫大な富を貯め込んでいた薩摩藩。

島津斉彬はその多くをこの集成館に代表する軍事費につぎ込んだといいます。ヨーロッパの産業革命から約100年遅れで、日本にもその足音が近づいて来たんですね。

今の日本は経済先進国の一つとなりましたが、現在の暮らしがあるのも、多くの先人たちの熱意と努力の賜物なのだと、一層深く感じられました。